2026/05/15 17:00
刷り上がり直後の紙は
いわば素肌のまま。
ここへ後加工という衣装を纏わせると、触覚・視覚・耐久が
一気にアップグレードします。
光沢 PP は
水滴のような艶を与え、
写真を鮮明に跳ね返し、
マット PP は
光を柔らかく散らして
しっとりとした手触りを添える。
全面ニスは
指紋や擦れを防ぎつつ
わずかな艶を湛え、
部分ニスは
ロゴだけを濡れたように浮き立たせ
視線を一点へ集めます。
箔押しは
真鍮版と薄箔が出会う
一瞬の熱と圧で
紙に金属の稜線を刻み、
型抜きは
断裁機の「バスン」という音とともに
平面をシルエットへ変貌させる。
それぞれの加工が
“機能”と“装飾”を重ね合わせ、
紙の存在感を
多層的に編み上げます。
最後のレイヤーをどう積むか——
そこに作者の体温が映り込む瞬間があり、
紙という無口な素材が
驚くほど雄弁になります。
――インキの艶、紙のコシ、綴じ方の手応え、
そして後加工で浮かび上がる陰影。
印刷物は数値では測りきれない
質感のオーケストラです。
一枚の紙を起点に広がる可能性を、
どうぞ指先と眼差しで
ゆっくり探検してみてください。

#BASEショップ
#BASEec
#たなぼた紙工房
#オリジナル文房具
#紙もの
#紙好き
#文房具好き
#文具沼
#印刷好き
#印刷の世界
#印刷加工
#後加工
#箔押し
#型抜き
#PP加工
#マットPP
#光沢PP
#ニス加工
#部分ニス
#紙と印刷
#印刷デザイン
