2026/09/04 18:00
オフセット印刷には大きく・輪転機(ロール紙)・枚葉機(1枚ずつ給紙)の2方式があります。ここでは後者を解剖します。枚葉機は用紙を“1枚ずつ”吸着ノズルで持ち上げ、見当ゲージで位置決めしてから印刷部へ...
2026/08/28 18:00
印刷データの四隅に小さく描かれた「+」や「コ」の線。これは“トンボ”と呼ばれる目印です。・仕上がりトンボ 完成サイズを示す線。ここで紙を断裁します。・裁ち落としトンボ 塗り足し(裁ち落とし)いっぱい...
2026/08/21 18:00
「すけるton series メモ〈きりん+ぶた(元祖)〉2冊セット」の背を指でなぞると、紙とは異なる優しいざらつきに気づきます。これこそが製本の要“クロス巻き”。クロス製本は、折り丁をまとめた背を幅広の布クロ...
2026/08/14 18:00
メモを重ねるたび、ページの向こうに新しい景色がのぞく──「すけるton series メモ〈きりん+ぶた(元祖)〉2冊セット」は、透け感のある薄紙をぜいたくに使った動物メモ帳。表紙にはかわいらしいユーモラスなキ...
2026/08/07 18:00
今日のひらめきは何色で捕まえよう。「色 いろ イロ iro Memo(メモ帳)」は、手のひらより少し大きいH100×W85 ㎜ のクロス製本メモ。背をぐるりと布テープで包むことで開閉を繰り返してもページがほつれにくく、...
2026/07/24 18:00
印刷が終わった本文用紙はまず“面付け”された状態で製本工程へリリースされます。ここからが製本の出番。断裁加工によって面付けされた用紙はバラバラに。そしてページ順に重ねる「丁合」。背の折り目をホチキス...
2026/07/17 18:00
最近、「平成レトロ」「昭和レトロ」という言葉を聞かない日はありません。カフェの内装やファッションだけでなく、じわじわ来ているのが“文房具のレトロ化”。蛍光ペンのキラキラもいいけれど、昔ながらの紙モノ...
2026/07/10 18:00
たなぼた紙工房の商品、やっぱりドット柄ってかわいい!ノートブック。真っ白なタント紙に極小ドットを散らしたカバーは、シンプルなのに眺めるたび少しだけ気分が上がる。開きは180°フラット。糸かがり製本だか...
2026/07/03 17:00
文房具売り場の棚を滑ると、微かに澱んだ紙の呼吸が聴こえる。私は今日も一冊のノートを買った。家には未使用の山があるのに。レジを離れると急に罪悪感が湧く。ノートを救ったのか、浪費したのか、自分でも判定...
2026/06/26 17:00
同僚はスマホのメモ帳に予定を打ち込み、雲ひとつない顔でポケットへ収めた。私はと言えば、分厚い手帳を開き、書き損じを二重線で塗りつぶす。「なんでまだ紙なんです?」彼は笑う。紙は黙っているくせにこちら...
2026/06/19 17:00
在庫紙を使う商品は紙が尽きた瞬間に終わります。次の抄造では白色度も光沢もわずかに変わるからです。その儚さが所有欲を刺激し、自然にコレクション性を帯びます。私もつい自分用を確保してしまいます。「今だ...
2026/06/12 17:00
予備紙は事故時の保険であり、工程を映す鏡でもあります。濃度ムラ、見当ズレ、静電気跡。痕跡を読むと機械の癖が浮かび上がります。部署横断で束ねた予備紙は、印刷チームの色調調整や製本班の糊厚微調整を促し...
2026/06/05 17:00
檜粉末を抄き込んだ和紙が倉庫の奥でほのかな樹香を放っていました。無塗工の繊維は香りを抱き込みやすく、ページをめくるたび微量のアロマが立ち上がります。32ページの薄冊子に仕立てると、読書が嗅覚を巻き込...
2026/05/29 17:00
活字が紙へ沈む瞬間、インキは繊維を伝い、陰影を孕みます。今回の紙はレザック66 175㎏。革を思わせる深いシボ模様が活版の圧を受け止め、凹みの周縁に自然な陰影を浮かべます。刷り上がったカードを机に並べる...
2026/05/22 17:00
倉庫の棚に四六判110㎏の上質紙が静かに眠っていました。抑えた光沢。微かな木の香。その呼吸を活かしたいと思い、ノートへ姿を変えました。耳を落とし、無線綴じで背を固め、紙本来のコシを残します。ページをそ...















