たなぼた紙工房

2026/05/08 17:00

製本はページを束ね、
情報を“物体”へ変える最終工程。

・中綴じ(針金2本)

 8〜40 ページ向き。
 歌詞カードやイベント冊子なら
 軽やかに 180° 開き、
 リズムよく視線を誘導します。

・無線綴じ

 40〜200 ページで背表紙が誕生。
 書棚に並んだとき題名が読める安心感。
 頻繁に開閉しても背割れしにくい
 万能タイプです。

・PUR 綴じ

 ポリウレタン系の強靭な糊を採用。
 厚手コート紙が 300 ページ重なっても
 割れやページ脱落を許さない
 頼もしさがあります。

・上製本

 ボール芯を芯材に据えたハードカバー。
 見返し紙の色、花布、しおり紐——
 細部を決めるたび
 装丁の奥深さに引き込まれます。

背幅、開きやすさ、保存年数。
三つのレンズで眺めると
同じページ数でも
まったく異なる“背中”が立ち上がり、
本づくりが立体的に見えてきます。


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