2026/09/18 18:00
一般的な4色機は K→C→M→Y の並び。
インキ粘度が高い黒を最初に置くことで
後の色がブレにくくなる“粘度グラデーション”の考え方です。
ただし、たとえば人物中心の写真集なら
M(赤系)→Y(黄系)→C(青系)→K とすることで、
肌の赤みを土台にして透明感を保ちやすくなります。
刷り順を変えると「オーバープリント」の重なりも変化。
先に乗ったインキほど紙に吸い込まれ、
後から来た色は上に乗るため、
同じCMYK値でも深みや鮮度が違って見えます。
現場では試し刷りで濃度計を当て、
ΔE(色差)が基準内かを確認。
しかし数値でOKでも、最終判断は人の目――
「刷り順」は職人感覚が光る工程なのです。

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