2026/10/30 18:00
屋外マップや厨房ラベルで活躍する耐水紙。
石油系合成紙が有名ですが、
最近は木材パルプ系の「濡れても書ける耐水紙」が台頭中です。
秘密は“内部サイジング”。
サイズ剤を繊維内部へ反応させ、表面に疎水層を形成しつつ、
微細孔だけは残してインクの浸透路を確保。
パルプ含有率は60%前後で、
合成樹脂を繊維間に網目状に架橋させることで強度と筆記適性を両立させます。
レーザープリンタでは熱で樹脂が軟化し、
定着ローラーに巻き付く恐れがあるため、
トナー機対応グレードを選ぶのが鉄則。
印刷所では必ず“片面焼けテスト”を実施し、
トナー光沢やカール量を目視で確認します。
耐水紙は「濡れた紙でもメモを取れる」という利便性だけでなく、
資源ゴミとして紙リサイクルに回せる点も魅力。
アウトドア愛好家や物流現場での需要が右肩上がりなのもうなずけます。

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